セルフィットトレーナーの沼田です。これからますます寒くなり、デスクワークの副作用【肩こり】【腰痛】などの「不定愁訴」が気になりはじめる時期。今年はコロナウイルスによる、仕事環境の改善により例年以上に、このような症状に悩む人がいるのではないだろうか?
・身体からの赤信号のサインに気付いていますか?
痛みや不快感というのは、人のメンタルに大きく関係し、それを抱えているだけで活動的になりづらくなる。
ただ、こういった感覚はあくまでも「自覚症状」の1つであり、信号と同じ役割を持っている。
実は、この信号をほったらかしにして過ごし続けることが、後に「肥満」や「浮腫み」に繋がっていく。
※運動的な観点では関節や筋肉の機能不全なども起こる
・主な原因は?
「肥満」とは、主に栄養過多の状態で食べ過ぎ飲み過ぎによる体内のエネルギー過剰をいう。「浮腫み」とは、一見すると太って見えるが、筋肉や皮下組織に過剰なストレスが掛かっていて、それに抵抗するために血液や体内の水分が充満し固まっている状態をいう。
「肥満」は食事管理や運動習慣で改善されていくが、「浮腫み」はそれでは改善されない。身体が感じている過度なストレスを取り除き、負担のかからない状態にさせることが重要になってくる。
解消法は?
個人個人が本来持っている「正しい姿勢」は、土台となる「骨」の形や大きさに合わせて負担の少ないバランスでいることで維持される。つまり「正しい姿勢」で居続けることが「正しい姿勢」を作ることにつながる。
また、それが維持されることは筋肉(内臓含む)や骨だけでなく、血流や神経伝達(脳からの指令など)、リンパ管など各種感覚機能の正常な状態を保っていることで浮腫み解消にも繋がる。
本来のバランスを無視した現代の生活環境はヒト本来の理想的な身体のつくりを崩し、過剰な身体の緊張が生じ、疲労物質や老廃物の滞留により「浮腫み」となる。
猫背(円背)は肩が上がり、首を含んだ周辺の筋肉を過剰に緊張させ、肋骨は潰れながら内臓は下腹部に落ちて生理不順などももたらす(男女ともに)。
下半身の運動不足による浮腫みは、血管のつまりを生み、流れが悪くなると体温の低下や「下肢静脈瘤」といった心臓機能にも影響を与える。
・最後に
「良い姿勢になりたい!」とよく耳にするが、実は私たちはすでに持っている。今の生活に悪い環境に慣らされ、忘れているだけ。
物事は忘れてから覚え直した方が忘れづらくなる。寒く、身体が固まる前に自分の「姿勢」を覚えなおしてみてはいかがだろうか?
「不定愁訴」が気になる方や決まって同じ時期の体調を崩す方も、自宅やジムで継続できるエクササイズも効果的ですが、日常の生活の見直しと効果的なエクササイズをまず知るということ重要です。
セルフィットでは、
身体の悩みや慢性的な姿勢改善や体質改善を一人ひとりに合わせて、完全オーダーメイドでパーソナルトレーナーのサポートが受けられます。
一度、試してはいかがでしょうか?